本日は、新規立ち上げを目指しているプロジェクトについて、具体的に2つの視点でまとめました。
ひとつは、公務員の「副業」や「社会貢献型アルバイト」の受け入れ先として、どんな体制を整えればいいのか?という構想。
もうひとつは、実際に導入を検討している福祉車両について、3台体制を軸にした考え方です。
1. はじめに
自分がこれから立ち上げようとしているのは、民間救急+介護タクシー事業です。
単なる移動手段ではなく、「この人がいてくれて助かった」と思ってもらえるようなサービスを、地域に根ざして提供していきたい。特に奥多摩のような高齢化・過疎化が進む地域では、移動そのものが生活の要になります。
2. 3台体制の構想
実際に運用していく上で、ニーズに応じた車両を3タイプに分けて用意する構想を立てました。
(1)ハイエース(民間救急用)
- 医療機関間の搬送や、長距離移動に対応。
- 担架・ストレッチャーや酸素ボンベなどの医療装備を積むため、架装込みで約400万円の見込み。
- 最も多機能で「病院と病院をつなぐ」役割を担う。
(2)デリカD:5(普通車・自家用兼用)
- 車いす利用ではない方の付き添い送迎や、福祉目的のちょっとした旅行支援に。
- 回転シートや補助装置を装着し、柔軟な対応が可能。
- こちらは20万円以内の補助装備予算を見込む。
(3)軽スローパー(ハイゼットカーゴ)
- 短距離での車いす利用者の送迎用。
- 狭い山間部や住宅地も通りやすく、4WD・中古・100万円以内で購入予定。
- 奥多摩ならではの「生活に密着した移動」を支える足。
3. 各車両の使い分けと目的
車両 | 主な対象 | 主な用途 |
---|---|---|
ハイエース | 医療搬送が必要な方 | 病院間搬送・長距離 |
デリカD:5 | 介助が必要な高齢者・家族 | お出かけ・日常の移動支援 |
ハイゼットスローパー | 車いす利用者 | 買い物・通院などの短距離送迎 |
4. 公務員アルバイト受け入れ先としての構想
このプロジェクトのもう一つの軸が、公務員の社会貢献型アルバイトの受け皿になることです。
自分自身が「公務員として、もっと誰かのために働きたい」と思ってきた立場だからこそ、退職後はそんな“想いのある人”が関われる場を作りたい。
- 定年後の元公務員が運転手として活躍できる
- 休みの日にスキルを活かして活動できる
- 自治体の垣根を越えて、地域の力になる
そんな仕組みを、この事業体に取り込んでいきたいと考えています。
5. おわりに
「ただの移動サービス」ではなく、
「命と生活をつなぐ交通インフラ」として、
そして「公務員の第2の働き方の場」として。
いま、自分の頭の中にはそんな未来が広がっています。
まずは一歩ずつ。
今日は、その第一歩を書き残しておきます。
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